自民党、公明党、たちあがれ日本の三党が昨夜、衆議院に提出した内閣不信任案は、本日、6月2日午後の本会議で採決される。当初、否決が優勢とされた情勢は、その後の小沢グループの巻き返しで、現在は互角に近いところまで戻すなど、僅差の大接戦となっている。
菅首相は「不信任されれば解散」を明言しており、政府・党執行部も造反組の切り崩しの材料として、不信任案に賛成した議員は除名などの厳しい措置を執る、と繰り返してきた。ただ、これは党内造反議員向けの工作で、現実に不信任案が成立した場合は、「民主党のボロ負けが判っていて解散はない、その局面になれば総辞職しか選択肢はない」という見方が一般的だった。
産経新聞6月2日1面トップの記事スキャン画像(クリックでネット記事)
ところが、ある識者は、「それは菅首相の性格を知らない人の一般論。彼の頭の中は、国益とか党の利益という常識的な考えはなく、あくまでも自らの保身、闘争本能しかない。非常識に見えるかも知れないが彼は必ず解散で勝負する」と語っており、不信任案成立=解散総選挙がにわかに現実味を帯びてきた。
一方、昨夜になって不信任案賛成を明言した小沢一郎・鳩山由起夫両氏。実際には不信任案が成立しても否認されても既に民主党とは袂を分かち、新党構想を練っているとされ、これに呼応するかのように鳩山邦夫氏が「小鳩新党」構想を明らかにした。そしてその最高幹部に新党改革の桝添要一氏に打診したことが明らかになった。
一挙にまとめて再掲載しました(小沢一郎)。
一方、自民党は事前調査でいま選挙が実施されれば300議席回復もあり得る、との感触を掴んでおり、解散には諸手を挙げて歓迎というのが党内の空気だ。こうした中で菅支持のメディアは、盛んに被災地の幹部の「いま政局をしている場合か?」という声を放送して、不信任案提出そのものを批判する論調を繰り返している。(ニュース調、ここまで)
民主党の議員諸君、良識ある日本国民は誰が不信任案に反対したか、しっかり見ているぞ。この局面でも現体制を支持する行動を取った議員は「反日議員確定!」のレッテルを貼らして頂く。そしてその責任は次の選挙でしっかり取ってもらうことになる。待ちに待った「菅を斬れ!」は本日を最終章としたい。

これは傑作でした。西岡武夫参議院議長の刺客イラスト
【内閣不信任案】
「復興と再生の大きな障害」 菅内閣不信任決議案の提案理由全文
菅内閣は、国難のときにあって明確な指針を示せないまま迷走を続け、わが国の復興と再生に対して大きな障害となっている。
とりわけ東日本大震災をめぐる対応については、初動の遅れを招いた判断、曖昧で場当たり的な指揮命令など、その迷走ぶりがさらなる混乱を招き、取り返しのつかない状況を生み出してきた。被災者や関係者への配慮を欠く発言、マニフェストにこだわりバラマキ政策を財源に充てようとしない姿勢、意志決定が複雑を極める対策本部の乱立、唐突な連立政権呼びかけなど、未熟で軽率な行動に寄せられる厳しい非難は、菅総理が政権を担当する資格と能力に著しく欠けている実態委を明確に示している。
また、被災地の再生に道筋をつけようともせず、今国会の会期や二次補正予算の提出につき明言を避け続ける不誠実な対応は、危機感や現場感覚を持たず、震災よりも内閣の延命を優先する無責任極まりないものである。

昨年の通常国会において、菅政権に対する内閣不信任決議案が提出された。それは、民意によらない「正当性なき内閣」、「不作為内閣」、国民の選択肢を奪う「政策隠し内閣」、政治とカネの問題に背を向ける「疑惑隠し内閣」、自覚に欠け努力を怠る「責任放棄内閣」、国民の期待にそむく「国民愚弄内閣」との理由からである。今日、その状況はますます悪化し、菅内閣は明らかに機能不全の様相を呈している。
未曽有の災害を前に、われわれは危機克服と復旧に猶予がないものとして政府与党に協力し、菅内閣の継続を黙認してきたが、もはや容認することはできない。菅総理に指導者としての資質がない以上、難局にあたって、菅内閣とともに新たな政策体系を積み上げていくことは到底できないからである。国民の不安を払拭し、国家を挙げて被災地の復興と被災者の生活再建を実現していくためにも、菅総理は一刻も早く退陣すべきである。

亡国の悪魔のイラスト、本当に怖いですね。
小泉劇場の再来はない!
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by suzunerin
さよならSAPIO、バイバイ「ゴ…